プレミアリーグ第28節が19日に行われ、アーセナルがクリスタル・パレスを4－1で下した。同試合に勝利したことで、アーセナルは昨季の勝利数に並んだ。
試合は前半からアーセナルが主導権を握り、28分にはブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリの左足シュートで先制に成功。前半終了間際にイングランド代表FWブカヨ・サカのゴールでリードを広げると、後半に入ると55分にスイス代表MFグラニト・ジャカがチーム3点目を決めた。63分にはセットプレーから1点を返されたものの、74分にサカが自身この日2点目となるゴールを決めて勝負あり。アーセナルがプレミアリーグ6連勝を飾った。
クリスタル・パレス戦を終えた段階で、アーセナルは今季の成績を22勝3分3敗とし、勝ち点「69」を積み上げている。データサイト『Opta』によると、勝利数「22」は昨季のプレミアリーグ全日程を終えた段階でのアーセナルの勝利数と同じだという。昨シーズンのアーセナルは好不調の波が激しく、22勝3分13敗の勝ち点「69」で5位フィニッシュ。チャンピオンズリーグ出場権を逃していた。だが、昨季とは打って変わって優勝を争っている今季は、10試合を残して勝利数が「22」に到達した。
また、『Opta』によると、リーグ開幕から28試合を終えた段階での22勝という成績はアーセナルのクラブ歴代最多勝利数だという。無敗優勝を成し遂げた2003－04シーズンですら、第28節終了時点での勝利数は「21」だった。
今後も恐らくマンチェスター・Cとの熾烈な優勝争いに身を置くこととなるアーセナル。果たして、シーズンが終わった時の勝利数はいくつになっているだろうか。
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