ミケル・メリーノ

 レアル・ソシエダに所属するスペイン代表MFミケル・メリーノが、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場に意欲を示した。19日、スペインのラジオ局『カデナ・セール』が伝えている。

 今シーズン、レアル・ソシエダは好調を維持し続けている。ラ・リーガでは、26試合を消化して14勝6分6敗。勝ち点「48」を積み上げ、バルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードに次ぐ4位につけている。また、レアル・ソシエダはヨーロッパリーグ(EL)でも充実の内容でグループステージを突破。16日に行われたラウンド16・セカンドレグのローマ戦を0-0で引き分け、2戦合計スコア0-2で同大会敗退が決まったものの、試合後にイマノル・アルグアシル監督が「あと少しで突破できるところだった」と語るなど、今後に期待を抱かせた。

『カデナ・セール』は、チームの中盤を支えるメリーノのコメントを紹介。26歳のMFは、スコアレスに終わったローマとのセカンドレグを振り返り、「結果がフェアだったかどうかを説明するのは難しい」と語った。

「(ファーストレグで)ローマは2点取った。彼らがチャンスをものにしたことは認めなければならないね。でも、僕たちにもチャンスはあったし、世界のトップチームを非常に難しい状況へと追い込んだことは評価しないと」

「ローマ戦を踏まえた改善が、リーグ戦で役立つことを期待している」とコメントしたメリーノは、来シーズンのCL出場権を獲得できる現在の4位というポジションを死守する必要性を説いた。

「まだ重要な試合が控えている。毎年、野心的に目標を達成したいと思っているんだ。ずっと言い続けてきたことだけど、イマノル(・アルグアシル監督)が言うように“風まかせ”ではダメで、ピッチ上で証明しなければならない。自分たちがCLに出場したいという意思を示さないとね」

 19日に行われたラ・リーガ第26節で、レアル・ソシエダはエルチェに2-0で勝利。来シーズンのCL出場権獲得に向けて、着実に歩みを進めている。