【プレミアリーグ】アーセナル4-1クリスタルパレス(日本時間3月19日/エミレーツ・スタジアム)
マルティネッリが芸術的なフィニッシュワークをみせた。ブラジル代表FWは右サイドのサカから送られてきたクロスボールを右足でコントロールすると、あえてゴールから遠い左に持ち出してシュートコースを作ってから左足を一閃。強烈なシュートが見事にゴールへと突き刺さった。
【映像】マルティネッリ「まさにブラジル代表」芸術的フィニッシュワーク
スコアレスで迎えた28分、マルティネッリの素晴らしいフィニッシュワークからアーセナルに先制点が生まれる。
右サイドを起点に波状攻撃を仕掛ける中、右サイドバックのホワイトが相手ディフェンスの裏をかく縦パスをサカに通す。このボールを受けたイングランド代表FWは逆サイドのマルティネッリにクロスを送った。
クロスがマルティネッリに通った時点で、クリスタルパレスDFウォードが目の前にいたことでシュートコースはなかったが、あえてゴールから遠ざける形で左外に持ち出してシュートコースを作った。そして次の瞬間に左足を一閃し、強烈なシュートがゴールへと突き刺さった。
この芸術的なフィニッシュワークにABEMA解説の林陵平氏は「ファーストタッチが完璧でしたね。ファーストタッチがいいところに置けたので、この2タッチ目をスムーズに行えた。左足で逆サイドまで持っていける技術、シュート精度、完璧ですね」と賛辞を送った。
ABEMA視聴者からは「今のはホワイトようやった!!」「マル絶好調やな最近」「マルチ調子いいね」「今季のマルティネッリの決定力えぐい」「サカも反転上手いよな」「サカ10ゴール10アシストか」などと、得点を演出した各プレイヤーを賞賛する声が相次いだ。
この試合で先制点を決めたマルティネッリだったが、ミッドウィークのスポルティングCPとのUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦では痛恨のPKの失敗と、人一倍に悔しい思いを味わっていた。多くのサポーターがメンタル面を不安視していただろうが、それをこの完璧なゴールで見事に払拭してみせた。
(ABEMA/プレミアリーグ)