アーセナルは21日、所属する日本代表DF冨安健洋が負傷により、今シーズン残り試合を欠場すると発表した。
冨安は16日に行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・セカンドレグのスポルティング戦で公式戦3試合ぶりのスタメン出場を果たしたが、開始6分に相手選手に寄せようとしたところで足を滑らせてしまい右ひざ付近を負傷。直後に交代していた。
アーセナルは「冨安が右ひざに大きなけがをしたことを確認した」として、21日にロンドン市内の病院で手術を行い、成功したものの、残り試合を欠場することを公表している。なお、負傷の詳細は明らかにしていない。また、クラブは「来シーズンのプレシーズンに参加できるよう、クラブの全員がトミとともに治療に励んでいく」としている。
アーセナルでの2シーズン目となった今シーズン、冨安はリーグ戦21試合に出場しているが、先発出場は6試合にとどまり、スタメンでの出場機会はカップ戦中心となっていた。また3月24日、28日にキリンチャレンジカップ2023を控える日本代表にも招集されていたが、今回の負傷で辞退している。