リオネル・メッシ

 パリ・サンジェルマン(PSG)所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのキャリア通算得点数が「800」に到達した。

 昨年のFIFAワールドカップカタール2022で36年ぶり3度目の優勝を果たしたアルゼンチン代表は、23日にブエノスアイレスでパナマ代表との国際親善試合を実施した。カタールW杯後の初となったこの試合には約8万人を超える観客が集結。アルゼンチン代表はカタールW杯・決勝のフランス戦と全く同じ11名をスタメンで起用し、凱旋試合に臨んだ。

 ホームの大声援を受けるアルゼンチン代表は78分にティアゴ・アルマダ(アトランタ・ユナイテッド/アメリカ)のゴールで先制に成功。さらに終了間際の89分には、メッシがボックス手前中央からの直接FKをゴール右上隅に叩き込みネットを揺らした。試合はアルゼンチン代表が2-0で勝利。新たな船出を白星で飾った。

 この試合のゴールにより、メッシのキャリア通算ゴール数は「800」の大台に到達。データサイト『transfermarkt』によると、通算800ゴールの内訳は、前所属のバルセロナで672ゴール、現所属のPSGで29ゴール、アルゼンチン代表で99ゴールとなっている。

 凱旋試合を自らのメモリアル弾で沸かせたメッシ。アルゼンチン代表は現地時間27日にキュラソー代表との国際親善試合を予定しており、メッシの代表通算「100」ゴール到達にも大きな期待がかかる。

【動画】パナマ戦でメッシが見せた圧巻の直接FK!