「自分の顔のパーツどれも好きじゃなくなった」 写真加工アプリの弊害
【映像】「かわいすぎてゴメン」 “もらい加工”の被害者となったドランクドラゴン・鈴木拓
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「41.5%」これは高校生へのアンケートで卒業アルバムにのせる写真を「加工したい」と回答した割合。SNSを中心に写真加工アプリが大盛況で、元の顔をさらすのは嫌という時代になっている。

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 タレントの岸明日香さんと俳優の山下真司さんの2ショット写真。岸さんが自分を加工した影響で、山下さんも可愛く“もらい加工”されている。

「男性はメイクをしていない方が多いから、加工による変化がわかりやすい。だから、男性と撮るとバレちゃいますよね」

 と岸さんは反省するが、加工せずありのままの自分の写真をSNSに投稿することは考えられないという。

 一方、「過度な写真の加工はやめます」と宣言したのはタレントのでか美ちゃん。

「アプリを使っていた時はほうれい線を消したりといった微調整をしているうちに『自分の顔のパーツどれも好きじゃない』みたいな状態に陥った。それが自分にとっては不健康なことだと気づいた。可愛くみせたいって思って始めたのに、結果、自分の可愛くないところを探す作業になっていた」

「自分の顔のパーツどれも好きじゃなくなった」 写真加工アプリの弊害
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「生身で見た方が断然可愛かったのに、なぜ流行りの顔に寄せていくのかという疑問があった。大元を辿るとコンプレックスを煽る環境が今の若い人たちに作られすぎていると思う。自分のコンプレックスを含めて愛していけたらいいんじゃないか」


(『ABEMA的ニュースショー』より)

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