アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、イングランド代表FWブカヨ・サカについて言及した。29日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
今シーズンのプレミアリーグで開幕から好調を維持しているアーセナル。28試合を終えた段階での戦績は22勝3分3敗・勝ち点「69」となっており、リーグ3連覇を目指す2位マンチェスター・Cに暫定「8」ポイント差を付け首位を快走している。今シーズンのリーグ戦は残り10試合となっており、2003-04シーズンの無敗優勝以来となる19年ぶりのリーグ制覇も現実味を帯びてきている。
そんな好調のアーセナルにおいて、一際大きな存在感を放っているのが、21歳の生え抜きFWサカだ。今シーズンの同選手は右ウイング(WG)を主戦場に、11月9日に行われたカラバオカップ3回戦のブライトン戦(1-3●)を除く全ての試合に出場し、ここまで13ゴール10アシストをマーク。得意のドリブル突破やチャンスメイク力を武器にチームを牽引している。
近年ますます進化を遂げ、アーセナルの中心選手として躍動しているサカ。しかし、チームを率いるミケル・アルテタ監督は、同選手がさらに成長できると確信しているようだ。同監督は「彼がこれまでやってきたことを認識する必要がある」と前置きした上で、サカのこれまでのパフォーマンスを絶賛しつつ、さらなる成長への期待を語った。
「この年齢にしてこのレベルに達していること、そして彼が示している一貫性は滅多に見ることができないものだ。彼自身はそれをごく普通のことにように受け止めている。彼に改善の余地があるかと問われれば、私は『ある』と答えるだろう。彼は決して満足することなく、常に多くのものを求めている。多くにことをより上手く、より効率的に行うことができるだろう」
久々のプレミアリーグ制覇に向けて、シーズン終盤の勝負所を控えるアーセナル。日々成長を続けるサカの今後のパフォーマンスにより一層の注目が集まる。