チェルシーに所属しているドイツ代表FWカイ・ハフェルツが、同僚であるフランス代表MFエンゴロ・カンテについて語った。29日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。
カンテは2018年のFIFAワールドカップロシアをはじめ、チャンピオンズリーグやプレミアリーグなど数々のタイトルを獲得してきた一流選手である一方で、非常に質素な生活をしていることでも知られている。
そんなカンテについてハフェルツは『ガーディアン』のインタビューで、「プロサッカー選手のイメージは、あらゆるものが派手で、ダイヤモンドだらけだというイメージがあると思う。正直、『なんでこんなものに』と思うものに多額のお金を費やしているサッカー選手に会ったこともある。しかし、そうではないキャラの選手もいる。それがカンテだ。彼は10年間も同じスマートフォンを使っているんだ。車のことも、服のことも、全く気にしていない」と同選手の生活スタイルを明かした。
そして、ハフェルツはかつてドイツ代表でともにプレーしたMFトニ・クロース(レアル・マドリード)もカンテと同様にサッカー以外にあまり興味を示さないタイプの選手であると語った。
「クロースもそうだね。地に足が着いて、落ち着いている。派手なことに何も興味がない。人生がサッカーだけではないことを知っている。ただ、お金を使うか使わないかで人を判断することはできない。それが彼を幸せにしているのかもしれないしね。ただクールに振る舞いたいだけかもしれないし、それによって自分を守っているだけかもしれないけどね」