日本代表も出場する5月開幕のサッカーU-20ワールドカップの開催国が、インドネシアから急遽変更されることになった。イスラエルの出場に対するインドネシア国内での反発が背景にあるとみられる。
FIFA（＝国際サッカー連盟）は29日、5月20日に開幕するU-20ワールドカップの開催国をインドネシアから変更すると発表した。開幕まで2カ月を切るなかでの決定について、FIFAは「現状を鑑みた」として詳しい理由に触れていないものの、出場国となっていたイスラエルをめぐるインドネシア側の対応が背景にあるとみられている。
国民にイスラム教徒が多いインドネシアは、パレスチナ問題をめぐりイスラエルを国として認めておらず、イスラエルの大会出場に国民の一部から反発の声が上がっていた。31日に予定されていた抽選会も、開催場所の知事がチームの受け入れを拒否したため中止となっていた。
代わりの開催国について、FIFAは「できるだけ早く発表する」としている。この大会には日本代表の出場も決まっている。（ANNニュース）
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