【ブンデスリーガ】バイエルン4-2ドルトムント(日本時間4月2日/アリアンツ・アレーナ)
日本時間4月2日、ドイツ・ブンデスリーガ第26節、バイエルンvsドルトムントの"デア・クラシカー"が行われ、4-2でバイエルンが勝利した。この結果、バイエルンがドルトムントをかわして首位に浮上している。
【映像】ゴールキーパーが痛恨オウンゴール! デア・クラシカーでまさかの展開
今シーズンのマイスターシャーレの行方を決めると言っても過言ではないデア・クラシカー。1ポイント差で迎えた首位・ドルトムント(勝ち点53)と2位・バイエルン(勝ち点52)の一戦は、予想だにしない展開となった。
バイエルンは先日、ナーゲルスマンを電撃解任し、トゥヘル監督を招へいした。トゥヘル監督にとっては2015年から2017年まで率いた古巣・ドルトムントとのダービーマッチが初陣となった。
注目の一戦が動いたのは13分だった。ウパメカの縦パスはやや長くなり、GKが難なく処理するかと思われたが、コベルがまさかの後逸。そのままネットを揺らし、オウンゴールによってバイエルンが先制した。
さらに18分、右CKの流れからデ・リフトが放ったヘディングシュートがミュラーに当たってゴールイン。さらに23分にも、ハイプレスからボールを奪い、ザネが放ったミドルシュートのこぼれ球をミュラーが押し込む。バイエルンが3-0とリードして試合を折り返した。
後半も先にスコアを動かしたのはバイエルンで、50分に右サイドから仕掛けたザネがカットインして中央にスルーパスを通す。入り込んできたミュラーはこのパスをスルーすると、最後は大外からきたコマンが押し込んだ。
バイエルンが圧倒する展開のなか、ドルトムントも反撃を開始。72分にはベリンガムがボックス内で倒されてPKを獲得。このチャンスをエムレ・ジャンが冷静に決めて1点を返した
さらに90分にはマレンが左サイドを突破して、ラファエル・ゲレイロとのワンツーで中央にカットイン。最後は右足で優しいシュートを放つと、これがゴールネット右隅を揺らして2点差とした。
しかしドルトムントの反撃もここまで。トゥヘル監督の初陣となったバイエルンがドルトムントとのデア・クラシカーを制して、首位浮上となっている。
(ABEMA/ブンデスリーガ)