眉間に“グサッ” 爆ヒジ炸裂の半泣きKO! 戦慄のダウンシーンに「完全に心折れた」波紋広がる
【映像】戦慄のヒジで“半泣き”KO

 ガードの隙間から眉間にヒジを“グサッ”。あまりの痛さに対戦相手は半泣きのまま顔を覆い、自らゴロリとイヤ倒れする異例の決着。視聴者からは「完全に心が折れた」「泣き顔」と驚きのコメントが相次いだ。

【映像】戦慄のヒジで“半泣き”KO

 31日にタイ・バンコクで開催されたONE CHAMPIONSHIP「ONE Friday Fights11」。アリ・カドブラー(カザフスタン)とアリソン・バーボサ(ブラジル) の試合は3ラウンド後半、カドブラーの連続攻撃にバーボサが後退、最後は縦ヒジを顔面に叩き込まれ自ら試合を放棄するようなKO負けを喫した。

 ロシアの団体で活躍してきた初参戦カドブラーとMMA戦績20勝のブラジルのベテラン、バーボサの対戦。距離の探り合いのなかプレッシャーをかけるバーボサに、足を使いながらロングレンジから強打を見せるカドブラーは、1ラウンド中盤カウンターのジャブで相手の目尻をカットして主導権を握る。

 2ラウンドも両者近い距離での攻撃が続くが決め手を欠く展開。カドブラーがプレッシャーをかける場面が目立つが、出血の激しいバーボサは肩で息をしながら下がる一方。消極的な試合運びに両者に警告が入るが決定力にかける試合展開が続く。

 3ラウンド、ギアを上げたカドブラーが右のストレートを皮切りに一気にパンチを当てはじめるとバーボサは防戦一方。次々に被弾すると、下がりながら“逃げ一辺倒”になりカドブラーのスーパーマンパンチやボディが炸裂。

 出血で視界不良か、右を被弾すると顔を覆いながらバーボサが弱気なパンチを繰り出すも…得意の組みをあっさり剥がされヒジの連打に露骨にイヤそうな顔で後退。一方、相手の弱気な姿勢に手応えを感じたカドブラーは、左フック、右フック、ミドルとやりたい放題。

 ひたすら逃げるバーボサだが、最後はカドブラーの右の縦ヒジをカードの隙間から負傷箇所の眉間に叩き込まれると顔をしかめ、半泣きに…。最後は頭を抱えてしゃがみこんで自らゴロリ。ダウンをアピールして試合終了となった。

 誰が見てもわかりやすい“イヤ倒れ”による結末に視聴者からは「完全に心が折れた」「泣いちゃってるな…」とやや厳しい声が並んだが、この日のABEMAのゲスト・宇田悠斗は「MMAの選手で縦ヒジを打てる選手はあまりいなので…これからこのような選手が増えてくると思います」とカドブラーのムエタイ仕込みの打撃の威力を評価していた。

【映像】戦慄のヒジで“半泣き”KO
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女子ムエタイで突如発生した「凄く違和感のある倒れ方」解説が注目したダウンシーン ダメージが一気に噴出でフラフラに
女子ムエタイで突如発生した「凄く違和感のある倒れ方」解説が注目したダウンシーン ダメージが一気に噴出でフラフラに