ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、ブレントフォード戦を振り返った。4月1日、クラブ公式サイトが伝えている。
ブライトンは4月1日に行われたプレミアリーグ第29節でブレントフォードと対戦。3度リードを許す展開となったが、三笘の今季リーグ戦7得点目などで3度追いつき、3-3のドローに終わった。なお、三笘はプレミアリーグにおける日本人選手の1シーズン最多得点記録を更新した。
勝ち点「42」で並んでいた同士の対決に引き分けたものの、リヴァプールがマンチェスター・Cに敗れたことで暫定ながら6位に浮上したブライトン。試合後、デ・ゼルビ監督は「フットボールはこういったことになり得るので、素晴らしい勝ち点だ」と3度も追いついたチームに賛辞を送りながら、次のように試合を振り返った。
「ブレントフォードとの2試合で何本シュートを放ったかわからないが、最終的には1ポイントに終わった。素晴らしいプレーをしたと思うし、パフォーマンスには本当に満足している。多くの個性を示したこのチーム、そして選手たちを愛しているが、信じられないような3失点を喫したのでそれは改善しなければならない」
「失点をしないことなど不可能だ。彼らは2つのセットプレーから得点を奪ったが、それを理解することは難しい。でも、最後の局面などは我々の流れだったと思うし、勝てるかもしれないと思っていた。ブレントフォードは厳しい相手だが、ヨーロッパ(の大会)には行けると思うよ」
なお、記念すべき得点を挙げた三笘のゴールはGKジェイソン・スティールのロングフィードから生まれた。この場面についてデ・ゼルビ監督は「あれは取り組んできた形だったから、得点できたよかったね」と手応えを口にした。