素晴らしい才能を持つラッパーのパフォーマンスに、(G)I-DLEソヨンが賛辞を送った。
【映像】20歳の新星現る!審査員が衝撃を受けたラップスキル(1時間47分頃~)
3月30日(水)22時より「少年ファンタジー」#1がABEMAで日韓同時放送、国内独占無料配信。MBCが主催するサバイバルプロジェクトで、ガールズグループCLASS:yを輩出した「放課後のときめき」の男性版だ。MCは東方神起のチャンミン、プロデューサーはハン・ドンチョル、ウヨン(2PM)、カン・スンユン(WINNER)、(G)I-DLEのソヨン、B1A4出身のジニョンが務める。参加者54人のうち、デビューできるのは12人。#1では入学評価の模様がオンエアされた。
銃で撃たれたような巧みな演技から目線引きつける
20歳のキム・ボムジュンは、ヒップホップなムードをまといながら登場。プロデューサー陣は彼のマイクの持ち方が気になるようで、「ああやって持つのは良くないんだけどね」「あとで直すのが大変そう」と見やる。ボムジュンはステージに立つと革のソファを小道具として置き、「ただステージをするだけだと面白くないし、元々あまのじゃくなので…」と、ステージに凝らした工夫に自信を覗かせる。
彼が選択した楽曲はThe Weekend, Kendrick Lamar「Pray For Me」。ビートに自作ラップを乗せて、長所を最大限に見せられるようアレンジしたという。銃で撃たれたような演技からパフォーマンスを始めた彼は、ソファにどっかりと腰掛けてキレのいいラップを繰り出していく。立ち上がるとボルテージを上げ、ステージを生き生きと縦横無尽に駆け回った。
ラッパーに要求されるレベルが上がり続ける原因は…
待機室の参加者も興奮気味に「上手すぎる」と拍手。ラップの名手として知られるソヨンは「ステージを終えた子も、まだの子も聞いてほしいんだけど、ラップを担当するなら基本的にこれくらいのスキルがないとダメだと思います。ラップも良かったし、スキルもとても良かったです。素敵なパフォーマンスでした」と絶賛。だが審査の結果、ボムジュンは中間位の2レベルとなり、「自分の実力にがっかりしました」と落胆する。
スンユンは「ラップ担当の子たちは、ヒップホップをする人たちとも競う時代になった」としみじみと語り、チャンミンはほかのプロデューサーたちを指して「その高いハードルを作ってるのは君たちだ」と指摘。ウヨンも「僕も正直そう言いたかった。ソヨンがそう仕向けたよね?」と横に座るソヨンに呼びかけ、ソヨンは「私を踏み台にしてくれないと」と苦笑いをしていた。