新スポーツ「スノーバレーボール」の公式エキシビジョンマッチが、宮城県蔵王町で開催された。
雪の上で行う“スノーバレーボール”はヨーロッパ発祥で、国際バレーボール連盟が2019年にワールドツアー3大会を開催。2034年の冬季オリンピックの正式種目入りを目指している。
1チーム4人で、コート上では3人の選手がプレーをする競技。バレーボールやビーチバレーと違うところは、雪の上で行うため、動きだしやジャンプをするときに滑ることもあり、体のコントロールが難しいそうだ。また、風や天候に左右されながらプレーするのも特徴的だ。
2月には、宮城県蔵王町で国内初となる、スノーバレーボールの公式エキシビジョンマッチが行われた。
スキー場に遊びにきていた家族連れや地元の学生、プロのビーチバレー選手、バレーボールYouTuberなど多くの人が参加し、雪上で熱戦を繰り広げた。
主催した、一般社団法人 スノーバレーボールジャパンは、競技性を高めること以外に、こうした新しいスポーツを盛り上げて地域の交流の場として活用してもらいたいという狙いもあるという。
今大会が行われた、宮城県蔵王町もそうだが、スノーバレーボールを通して観光客の数が減少している地域の活性化につながることを目指している。
雪の上のため、転んでも床よりは痛くないそうだ。また、スパイクのような靴を履くが、プロのバレー選手でも体のコントロールが難しいという。
北海道では、4月に入った先週末にスノーバレーのイベントが行われたようで、注目度が上がってきている。（『ABEMA Morning』より）
