FIFA、U17W杯のペルー開催撤回を発表…インフラ整備が間に合わず取り下げに

 FIFA(国際サッカー連盟)は3日、今年11月から12月にかけて行われる『FIFA U-17ワールドカップペルー2023』のペルー開催を撤回することを発表した。

 今回の発表によると、FIFAとペルーサッカー協会(FPF)が協議を重ねた結果、ペルーでの開催を取り下げることが決定。大会開催にあたり必要なインフラ整備を完成させる時間がないと判断したことが理由のようだ。今後FIFAは、新たな大会開催地を指定する予定で、現時点では大会スケジュールに変更はないことを併せて伝えている。

 またFIFAは、ペルー開催撤回について「FPFの努力に感謝するとともに、将来的にペルーで大会を開催することに前向きであることを表明したい」と声明を掲載している。

 なお先日には、パレスチナ問題を巡って『FIFA U-20ワールドカップ2023』のインドネシア開催が白紙に戻っていた。