マンチェスター・Uは4日、イングランド代表DFルーク・ショーとの契約を延長したことを発表した。なお、新契約は2027年6月30日までとなる。
現在27歳のショーはサウンサンプトンの下部組織出身で、2012年1月にトップチームデビューを飾った。同クラブで約2シーズン半に渡って活躍した後、2014年夏にマンチェスター・Uに完全移籍で加入した。加入以降は負傷に悩まされることも多いものの、出場時には常に安定感あるパフォーマンスを披露。左サイドを主戦場に、ここまで公式戦通算249試合の出場で4ゴール28アシストという成績を残している。
在籍9年目の今シーズンもエリック・テン・ハフ監督の信頼を勝ち取り、左サイドバック(SB)の絶対的主力として活躍。ここまでプレミアリーグで23試合に出場し1ゴール2アシストをマーク。カラバオカップでは3試合に出場し、ニューカッスルとの決勝戦では1アシストを記録するなど優勝に大きく貢献した。また、ヨーロッパリーグ(EL)では8試合、FAカップでは2試合に出場している。
新契約にサインしたショーはマンチェスター・Uのクラブ公式サイトを通じて、次のように喜びのコメントを発表している。
「9年前にこの素晴らしいクラブと契約し、そして在籍期間を延長できることに感激しているよ。何年も前にマンチェスター・Uにやって来て以来、僕は人間としてもプレーヤーとしても大きく成長することができた。このようなクラブで成功するために必要なことを僕は理解しているよ」
「僕たちは監督とコーチングスタッフの下での旅は始まったばかりだ。今シーズンはすでに成功を収めているけれど、より多くのことを望んでいる。このクラブには、何か特別なものを生み出す絶好の機会があり、その一部になるために僕はすべてを捧げるよ」
また、マンチェスター・Uでフットボール・ディレクターを務めるジョン・マータフ氏は次のようにコメントしている。
「ルークはチームにとって非常に重要なプレーヤーであり、世界最高のDFの1人に成長した。彼はこのクラブに10年近く在籍しており、成功への期待、そしてそれを達成するために必要となるハードワーク、コミットメント、高い基準を理解している。彼は傑出した他の能力に加え、優れたリーダーシップをも身に付けた。彼がマンチェスター・Uのユニフォームを着ている姿を今後何年間にも渡ってみることを、我々は楽しみにしている」