【プレミアリーグ】ボーンマス0-2ブライトン(日本時間4月5日/ヴァイタリティ・スタジアム)
イングリッシュ・プレミアリーグ第7節の延期分、ボーンマスvsブライトンがヴァイタリティ・スタジアムで行われ、ブライトンが0-2で勝利を収めた。日本代表FW三笘薫は左サイドハーフとして先発出場すると、28分に先制点をアシスト。直近の5試合で2得点3アシストと直接得点関与のクラブ記録となる活躍を示した。
上位を争う6位・ブライトン(勝ち点43)と残留争いの渦中にいる17位・ボーンマス(勝ち点27)の一戦は、ブライトンにとっては中2日の試合ということもあり、ややペースを落とした立ち上がりを見せた。
ブライトンがパスを回しつつも、互いに中盤の主導権争いを繰り広げながらストロングポイントを出させないような展開が続く。20分が経過したところで、両者2本ずつシュートを放つも枠内シュートがないまま時間が経過していた。
徐々に相手の守備陣を攻略し始めたブライトンは28分、左サイドからチャンスメイク。SBのエクアドル代表ペルビス・エストゥピニャンが深い位置まで切り込んでクロスを上げると、相手に弾かれたところをボックス内で拾った三笘が中央にラストパス。これをアイルランド代表エヴァン・ファーガソンが左足のヒールシュートで右隅へと流し込んだ。
その後、1点を追うボーンマスも攻勢を強め、37分にはコートジボワール代表ハメド・トラオレが抜け出してGKと1対1を迎えたものの、左足でコースを狙ったシュートはわずかに枠の左外へ。ブライトンでポジションを確保しつつあるベテランGKジェイソン・スティールがシュートコースを塞ぐ見事な対応で、この試合最大のピンチをしのいでみせた。
迎えた後半は、ボーンマスが勢いづく。早々にゴール前のチャンスを作り、その後も決定的な場面を生み出したが、フィニッシュの精度にかき、あるいはブライトンのGKやDFが体を張って防ぎゴールを許さない。終盤まで1点を争う展開が続いた。
すると90分が経過したアディショナルタイム、途中出場のパラグアイ代表フリオ・エンシソがGKとの1対1を決め切ってブライトンが追加点をマーク。ブライトンが終盤に強さを見せ、ミッドウィーク開催を0-2で制した。
三笘は92分に交代したものの、この試合でも前半のアシスト、後半の躍動などピッチで存在感を示した。
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