三笘薫

 ブライトン所属の日本代表FW三笘薫が、クラブ史上初となる5試合連続得点関与を達成した。4日、データサイト『Opta』が伝えている。

 プレミアリーグ第7節延期分が現地時間4日に行われ、ブライトンは敵地でボーンマスと対戦。試合は28分、三笘の左からの折り返しをエヴァン・ファーガソンが軸裏で押し込む“技有り”の一撃でブライトンが先制。その後は一進一退の攻防が続いたものの、後半終了間際にフリオ・エンシソに今シーズン初ゴールで追加点が生まれ、ブライトンが2-0で勝利した。

 先日、プレミアリーグにおける1シーズンあたりの日本人最多ゴール記録を更新した三笘だが、この日のアシストにより、またも新たな記録を打ち立てたようだ。三笘は現地時間3月4日に開催された第26節ウェストハム戦以降、プレミアリーグでここまで5試合連続で得点に直接関与。『Opta』のデータによると、これはブライトンの選手としての最長記録だという。なお、得点関与の内訳は2ゴール3アシストとなっている。

 ボーンマス戦での三笘は、先制点をアシストしただけでなく、随所で好プレーを披露しチームの攻撃をリード。地元メディア『Sussex Express』や『Sussex Live』は、同選手の活躍にチームトップタイとなる10点満点中「8点」という採点を付けている。また、データサイト『Whosocored.com』の採点でも、両チーム通じて単独トップとなる10点満点中「7.9点」と高評価を受けている。

 なお、この試合の勝利によりブライトンは勝ち点を「46」に伸ばし暫定6位に浮上。2試合消化の多い4位ニューカッスル、そして同試合数消化の5位マンチェスター・Uとの勝ち点差は「4」となっており、チャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得も現実味を帯びてきている。