プレミアリーグ第8節延期分が4日に行われ、リヴァプールはチェルシーとの一戦を0-0のスコアレスドローで終えた。同試合に途中出場した元イングランド代表MFジェイムズ・ミルナーが、プレミアリーグ通算出場試合数ランキング単独3位に浮上している。
昨シーズンのカラバオ・カップ決勝戦、昨季のFAカップ決勝戦(※どちらもPK戦にてリヴァプールが勝利)、今季のプレミアリーグ第21節、そして今節と、直近の両クラブの対戦が4試合連続のスコアレスドローとなった一戦。ミルナーは79分からU-22イングランド代表MFカーティス・ジョーンズとの交代でピッチに立った。これでミルナーのプレミアリーグ通算出場試合数は「610」に到達。かつてチェルシーを中心に活躍した元イングランド代表MFフランク・ランパード氏の出場試合数「609」を抜き、通算出場試合数のランキングで単独3位に浮上した。
なお、歴代最多出場を誇るのは、かつてアストン・ヴィラやマンチェスター・Cなどで活躍したギャレス・バリー氏。その記録は「653」試合となっている。そのバリー氏に次ぐ2位につけているのは、マンチェスター・Uの“ワン・クラブ・マン”である元ウェールズ代表FWライアン・ギグス氏で、その記録は「632」だ。なお、ギグス氏はプレミアリーグ移行前のイングリッシュ・フットボールリーグ時代も含めると「672」試合に出場している。
37歳となった現在もその“鉄人”ぶりを発揮し、今季はここまで公式戦通算で34試合のピッチに立っているミルナー。リヴァプールとの契約は今季限りとなっているが、仮に来季以降もプレミアリーグで現役を続ける場合、ギグス氏の背中も見えてくるかもしれない。