マンU指揮官、リーグ戦4試合ぶりの勝利へ意気込み示す…エリクセンの状態も明かす

 マンチェスター・Uのエリック・テン・ハグ監督が、現在のチーム状況などについて語った。5日付けでイギリスメディア『BBC』が報じている。

 現在プレミアリーグで5位につけるマンチェスター・Uは、2月以降のリーグ戦7試合を戦って3勝2分2敗と勝利を逃す試合が増えている。特に直近の3試合は1分2敗と未勝利で、5日に迎える第25節ブレントフォード戦ではリーグ戦4試合ぶりの勝利を目指す。

 同試合に向けての会見に臨んだテン・ハグ監督には、負傷離脱中のMFクリスティアン・エリクセンと出場停止のMFカゼミーロという2人の主力選手の不在がチームの不調に影響しているのではないかという指摘が飛んだ。ただ、指揮官は「2人の優秀な選手を欠いているのは明らかだが、あくまで我々はチームであり、彼らがいなくても勝たなくてはならない」と意気込みを示した。

 また、上位対決で黒星を喫した前節のニューカッスル戦後、選手たちに「欲望、情熱、ハングリー精神が欠けている」と語ったことに対しては「あのメッセージを受け取ることができないのなら、彼らは間違った場所にいることになるだろう」とコメント。そして「(ニューカッスル戦では)調子を落としてしまった。人はロボットではなく変動するものだが、我々はロボットのように行動しなくてはならない」と、チームの機能性について言及した。

 なお、1月28日に行われたFAカップ4回戦レディング戦で足首を負傷し戦列を離れていたエリクセンは、テン・ハグ監督によるとすでにチームのトレーニングに復帰しているとのこと。当初は4月下旬までの離脱する見込みだったものの、復帰が早まる可能性を同メディアは伝えた。