特撮作品『仮面ライダー』のリメイクで、庵野秀明氏が脚本·監督を務める映画『シン·仮面ライダー』が、現在全国の劇場で公開中。『仮面ライダー』のほかにも『ゴジラ』や『ウルトラマン』のリメイク作が公開されてきた中、「次の『シン·○○』は何か?」を巡って、SNS上では予想が繰り広げられている。
『シン』シリーズは、庵野秀明氏が監督や脚本を務め、特撮作品をメインにリメイクしているもので、これまで映画『シン·ゴジラ』(2016年)、『シン·ウルトラマン』(2022年)、『シン·仮面ライダー』が公開されている。また、庵野氏自身の作品である『エヴァンゲリオン』シリーズも、2021年に『シン·エヴァンゲリオン劇場版』として公開し、ロボットアニメとしては偉業の興行収入102億を突破するなど大成功を収めた。
目次
- ■次の『シン·○○』は?トトロ、ナウシカ…ジブリ作品?
- ■庵野秀明氏も制作に携わった『セーラームーン』シリーズ?
- ■『大怪獣ガメラ』に『秘密戦隊ゴレンジャー』…やっぱり特撮が良い?
■次の『シン·○○』は?トトロ、ナウシカ…ジブリ作品?
SNSでは次に製作される『シン』シリーズの予想が白熱しており、「次はシン·トトロでお願いします」「庵野さんも作品に携わっていたのでシン·ナウシカがみたい!」など、庵野氏が“師匠”と公言しているスタジオ·ジブリの宮崎駿氏の作品『風の谷のナウシカ』や『となりのトトロ』のリメイク化の声があがっている。
特に『風の谷のナウシカ』は、庵野氏が作品に登場する“巨神兵”などの作画を手がけていたこともあり、ファンの間でイメージが湧きやすい作品となっているようだ。
■庵野秀明氏も制作に携わった『セーラームーン』シリーズ?
6月公開の劇場版アニメ『美少女戦士セーラームーンCosmos』をもって最終章を迎える『セーラームーン』シリーズも、「シン·セーラームーン絶対作ってほしい…」「庵野監督なら違ったセーラームーンを見せてくれそう!」など、期待を寄せる声があがっている。
庵野氏は実際に、90年代版の『セーラームーン』では一部で絵コンテを担当し、『セーラームーン』をヒントに『エヴァンゲリオン』シリーズの登場キャラクターの声優を検討していたなどの縁がある。
■『大怪獣ガメラ』に『秘密戦隊ゴレンジャー』…やっぱり特撮が良い?
『ウルトラマン』や『仮面ライダー』の流れから、『秘密戦隊ゴレンジャー』や『大怪獣ガメラ』といった、庵野氏が得意とする特撮作品のリメイクを待望する意見もあり、「庵野氏の原作愛がすごいのでガメラをやってほしい!」「シンゴジラ→巨大怪獣、シンウルトラマン→巨大ヒーロー、シン仮面ライダー→等身大ヒーロー、と来たからにはシンゴレンジャー」などと会話されている。タレントの中川翔子さんもTwitterで「シンゴレンジャーは絶対やりますよねやってください!」とツイートし、新たな『シン』シリーズに期待を寄せていた。
映画『シン·ウルトラマン』の公開時には、続編の意向も明かしていた庵野氏。次に準備されている『シン』シリーズを楽しみに待ちたい。
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