ブライトン

 ブライトンでキャプテンを務めるイングランド人DFルイス・ダンクが、チーム状態への自信やシーズン最終盤に向けての意気込みを語った。5日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 シーズン序盤の昨年9月、グレアム・ポッター前監督をチェルシーに引き抜かれるという想定外のアクシデントに見舞われたブライトン。しかし、後任のロベルト・デ・ゼルビ監督の下でチームは躍動。攻撃的サッカーで勝ち星を積み重ね、現在は勝ち点「46」で暫定6位に付けている。2試合消化の多い5位トッテナムとは「4」ポイント、1試合消化の多い4位マンチェスター・Uとは「7」ポイント差に付けており、さらなる上位進出も期待できる状況だ。

 直近では日本代表FW三笘薫の活躍もあり、リーグ戦5試合負けなしと好調を維持。来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場権やチャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得も現実味を帯びてきている。チームのキャプテンとして今シーズンここまで公式戦32試合に出場しているダンクは次のようにチーム状態への自信を語った。

「ピッチ上で特別な存在になれるということを、僕たちは示せていると思う。トレーニングでは多くのことを学び、それが実際の試合にも反映されている。僕たちは大きな自信を持っているよ。僕たちはボールを保持しているのが好きなんだ。それがホームチームを苛立たせることもあるだろうし、観客を盛り上げ、時にはそれが助けになることもあるだろう。ボーンマス戦(2-0○)のように試合をコントロールできれば、良い位置でシーズンの終わりを迎えられるだろう」

 さらなる上位進出にも大きな期待がかかるブライトン。ダンクは「目標はヨーロッパだよ。なぜ、それを目指さないんだ? 僕たちはそれが可能な場所にいる。僕はもう若くはないし、この先何が起こるかは分からない。僕にとってはヨーロッパへの出場権を獲得する唯一のチャンスかもしれない。このチームにはトップマネージャーとトッププレーヤーがいる。このチャンスを掴みたいね」とシーズン最終盤の戦いに向けた意気込みを示した。

 確かな自信を携え、さらなる高みを目指すブライトン。今週末には5位トッテナムとの対戦が控えている。