人任せが好きなのに結局全部自分でやってしまう人の矛盾を描いた漫画がTwitter上で話題を呼び、共感の声が上がっている。
【映像】全部自分でやってしまう“矛盾した行動”の理由（全コマ）
注目を集めているのは、ホラー漫画家の洋介犬さん（@yohsuken）が「結局全部自分でやっちゃうマンの理由」とコメントを添えて投稿した漫画。
その漫画では、男性が「オレは本来は人任せが好きなんだ。けれどなぜか結局全部自分でやってしまう…！」と自身の矛盾を告白。意味がわからず混乱する男性に、続けて「基本めんどくさがりなんだけど、人に説明してやるより自分でやったほうがめんどくさくないからつい自分でやっちゃうのさ」と話し、「めんどくさい人！！」とツッコまれていた。
この漫画を読んだ人からは「すっっっっっっごいわかる」「やらかした時のフォローとかチェックとかを考えると自分でやった方が楽って考えてしまう」「やっちゃうと仕事はさばけても人やチーム全体は成長しなくなるんだ…」などの共感のコメントが寄せられ、投稿には4万件超の“いいね”が押されている（※数字は4月6日16時のデータ）。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』は、洋介犬さんを取材。
サラリーマン経験がないという洋介犬さん。漫画を描いたきっかけについて「ワーカホリックな家系で自分もその性質が強く、この漫画はむしろ自分への戒めの意味が強い部分があります。人を育てるのは時間がかかるしセンスのズレは悩ましいところだとは思います」と明かした。
「僕も連載を複数抱えながらある程度の忍耐と自分との認識や『アシスタントなし』で描いていた時期が長く、そういうジレンマはずっと抱えていたように思います」
投稿の反響には「想像以上に『自分がそうだ』という声が多く予想外でした。漫画家より『チーム主体』である一般の職場においては『なんでも自分でやっちゃう』はデメリットが大きいかと。状況を変えたくても変えられていないという声が多く、この漫画が風刺としてそういう状況を変える端緒となれば幸いで、漫画家冥利に尽きます」と話している。（『ABEMAヒルズ』より）
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