チェルシーが、ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督と接触しているようだ。6日、スペインメディア『Relevo』が伝えている。
昨年9月にトーマス・トゥヘル前監督を電撃解任したチェルシーは、ブライトンからグレアム・ポッター監督を引き抜いた。チャンピオンズリーグ(CL)では準々決勝進出を果たしているものの、プレミアリーグで低調なパフォーマンスが続いたことから、2日に今季2度目となる指揮官交代を決断。6日に今季終了までとなる契約でランパード暫定監督が就任したことを発表したが、来季以降を率いる正式な指揮官は依然として未定となっている。
チェルシーはこれまで現在フリーとなっているユリアン・ナーゲルスマン氏やルイス・エンリケ氏、マウリシオ・ポチェッティーノ氏のほか、スポルティングのルベン・アモリム監督などを後任候補としてリストアップしていることが明らかになっているなか、2004〜07年、2013〜15年と2度チェルシーを率いたモウリーニョ監督の復帰の可能性も検討しているようだ。
報道によると、すでにチェルシーはモウリーニョ監督と接触。具体的な話し合いは行われてはいないものの、就任の可能性を探っていることが報じられている。
なお、昨年5月末からチェルシーのオーナーを務めるトッド・ベーリー会長ら上層部としては、新体制で指名した最初の指揮官であるポッター体制が失敗に終わったことから、次の指揮官では失敗を避けたいと考えている。そのため、あらゆる候補の中から徹底的に議論をしてから後任を決断する方針となっているようだが、果たしてモウリーニョ監督がチェルシーに復帰することはあるのだろうか。