チャンピオンシップ(イングランド)第40節が7日に行われ、バーンリーのプレミアリーグ自動昇格が決まった。
ヴァンサン・コンパニ監督が率いる首位バーンリーは、敵地でマイケル・キャリック監督が率いるミドルズブラと対戦。アシュリー・バーンズのゴールで12分に先制する。後半開始早々にPKで追いつかれたものの、66分にコナー・ロバーツが勝ち越しゴールをマーク。バーンリーは2試合ぶりの白星で勝ち点を「87」に伸ばし、4位ミドルズブラは勝ち点「67」のままとなった。
また、同日に行われた上位直接対決のミルウォールとルートンはスコアレスドローに終わり、3位ルートンの勝ち点は「68」となった。この結果、残り6節でバーンリーと3位以下の勝ち点差が「19」に広がり、バーンリーは自動昇格圏の2位以上が確定した。
2021-22シーズンのプレミアリーグで18位となり、今季は7シーズンぶりに2部で戦うことになったバーンリーは、開幕前にコンパニ監督を招へい。現役時代にマンチェスター・Cで活躍し、アンデルレヒトで指導者としての経験を積んだ36歳の指揮官の下、ポゼッション志向のスタイルに転換して1年での1部復帰に挑んだ。
シーズン序盤戦こそもたついたが、4試合目からは16戦無敗で一気に首位へ浮上する。昨年11月のシェフィールド・U戦で2-5の大敗を喫したものの、翌ブラックバーン戦からは怒涛の10連勝で首位固めに成功。その後も勝ち点を積み重ね続け、ミドルズブラ戦で無敗記録を「19」に伸ばした。
なお、佳境を迎えた2部チャンピオンシップでは、シェフィールド・Uが勝ち点「76」の2位につけ、3位以下をやや離して自動昇格圏内をキープしている。また、3位〜6位の4チームは昇格プレーオフに出場。プレーオフを制した1チームが、バーンリー、2位チームとともに、2023-24シーズンのプレミアリーグに参戦する。
第40節終了時点におけるチャンピオンシップのトップハーフ順位表は以下の通り。※()内は勝ち点/得失点差
1位 バーンリー(87/+46)※1試合未消化
2位 シェフィールド・U(76/+27)※1試合未消化
───────自動昇格圏───────
3位 ルートン(68/+13)
4位 ミドルズブラ(67/+24)
5位 ミルウォール(62/+8)
6位 ブラックバーン(61/-2)※1試合未消化
───────昇格PO出場圏───────
7位 ノリッジ(60/+12)
8位 プレストン(59/-5)
9位 コヴェントリー(58/+6)
10位 ウェスト・ブロムウィッチ(56/+6)※1試合未消化
11位 サンダーランド(55/+7)
12位 ワトフォード(55/+2)