トニ・クロース、ルカ・モドリッチ

 レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は、今シーズン限りで契約満了を迎えるベテラン選手たちの残留を信じているようだ。7日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えた。

 レアル・マドリードでは現在、2023年6月30日付けで契約満了を迎える選手が多数在籍。その去就に注目が集まるなか、アンチェロッティ監督が元フランス代表FWカリム・ベンゼマ、元ドイツ代表MFトニ・クロース、クロアチア代表MFルカ・モドリッチの契約延長交渉に言及した。

「話し合いは続いており、進展がある。ベンゼマ、クロース、モドリッチとはいつも通り接している。3人とも続けることになると思う」と、アンチェロッティ監督はベテランたちのレアル・マドリード残留を予想。続けて次のようにも語り、名前を出した3人が唯一無二の存在であることを強調した。

「年齢ではなく、その選手が何をやっているかで評価しなければならない。若手のような肉体はないかもしれないが、彼らのような試合巧者は世界中のどこを探してもいない。それは市場で買うことができない」

「彼らがいなくなった日には、別のアプローチを模索しなければならなくなるだろう。私たちにはマドリードで新たな時代を築く若手たちがいるが、彼らはクロースやモドリッチとは異なる方法でそれを成し遂げることになるだろう」