ヴィクター・オシムヘン

 ナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンが、クラブに対する愛を語った。8日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』がコメントを伝えた。

 現在24歳のオシムヘンは、2017年に渡欧。シャルルロワ(ベルギー)、リール(フランス)で評価を高め、2020年夏にクラブ史上最高額となるボーナス込み8100万ユーロ(約117億円)の移籍金でナポリに加わった。今季は公式戦25ゴールを挙げており、セリエAチャンピオンズリーグで躍進を続けるナポリの原動力となっている。

 現在ケガで戦線離脱中のオシムヘンは、復帰を待つ間フランス誌『フランス・フットボール』のインタビューに登場。次のようにナポリに対する思いを語り、ルチアーノ・スパレッティ監督に全幅の信頼を寄せていることも明かした。

「ナポリが僕の人生を変えてくれた。街全体がチームのために生きている。こんな光景は見たことがなかった。スタジアムでの彼らは素晴らしく、僕らを後押ししてくれる。イタリアに来たとき、僕を信じてくれない人もいたけれど、クラブとチームメイトは信じてくれた。僕には正しい場所が必要だった。ナポリが僕の居場所だ」

「スパレッティ監督といれば、僕が迷うことはない。僕はゴールを決め、最初のディフェンダーでもある。そうしないと、彼は気が狂ってしまうからね。でも、彼は天才だ。ピッチ上で彼の言う通りにすれば、どんな相手にも勝つことができる。今日ナポリにいることは、これ以上ないほど幸せなことだ。今の僕を作ったのはナポリなんだ」