【プレミアリーグ】トッテナム2-1ブライトン(日本時間4月8日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
三笘薫の身のこなしはもはや「忍者」だ。相手から身を潜めていた日本代表は、右CKからのクロスに対してフリーでシュートを合わせることに成功。右足アウトサイドのシュートは惜しくも相手DFに阻まれたが、相手の守備をかく乱する動きでゴールに迫った。
【映像】「三笘忍者」気配が消えるスピード&身のこなしでチャンスメイク
開始早々の5分、ブライトンがコーナーキックのチャンスを得る。マーチが得意の左足でファーサイドへ精度の高いクロスを送ると、そこには相手DFのマークを外していた三笘が走り込んでいた。日本代表MFはフリーの状態でクロスに合わせることに成功。しかし、右足アウトサイドのシュートはトッテナムDFダイアーのブロックにより阻まれてしまった。
最初はゴールから遠い位置で待ち構えていた三笘だったが、流石のスピードで一瞬にしてゴール付近でチャンスを演出して見せた。トッテナムの選手も日本代表MFを視線から外していたため予想外のプレーだったのだろう。
この決定機に視聴者は「うまい!」「三笘消えた」「おっしぃぃぃぃ」、「三笘ァァァ!」と大興奮。気配を消す動きと、その身のこなしから「三笘忍者」と忍者と喩えるファンもいた。
三笘は決して背が高い選手ではないが、チームのセットプレー戦術のおかげもあって屈強な選手が多いプレミアリーグでもコーナーキックから決定機を演出してみせた。こうした工夫は、セットプレーからの可能性を感じられない日本代表でも見たいと思った視聴者も多いのではないだろうか。
(ABEMA/プレミアリーグ)