【プレミアリーグ】トッテナム2-1ブライトン(日本時間4月8日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
韓国代表ソン・フンミンがブライトン相手に決めたスーパーゴールに、解説を務めた鄭大世氏は驚きを隠せなかった。ソン・フンミンは左サイドで味方からのパスを受けるとそのままカットインして右足でシュート。ペナルティエリアの外から放った物理法則を無視したかのような強烈な一撃で、トッテナムはブライトンとの上位対決で先制点を奪うことに成功した。
【映像】ソン・フンミンが放った美しい軌跡を描くスーパーゴール
両チームともスコアレスで迎えた10分、左サイドでクロアチア代表MFペリシッチはボールを持ち運ぶと、そのままペナルティーエリア付近で待つソン・フンミンへとパス。ボールを受け取った韓国代表FWは、ややマイナス気味にカットインし、強烈なシュートをお見舞いした。トッテナムのエースが放ったボールは綺麗な軌跡を描いてゴールの右上隅に吸い込まれ、ともに来季のヨーロッパカップ戦の出場権を争うブライトン相手との一戦で先制点をもぎ取ることに成功した。
ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は試合後のTODAY'S SELECTIONで「ソン・フンミンを褒めるしかない」とスーパーゴールを決めた韓国代表FWの一撃を絶賛。1対1で抜かれることを恐れてバックステップする相手守備陣に対し、ソン自身もマイナス気味にカットインをして見事にスペースを作り上げたことを褒め称えた。
その他にも「力学的には無茶苦茶」とゴールから遠ざかりながらも強烈な一撃を放ったソン・フンミンの内転筋の強さに驚愕した様子。またあえてゴールの枠外を狙い、右上隅にボールをたたきこむことに成功したソン・フンミンの技術の高さを称賛した。
ソン・フンミンのプレミアリーグ通算100得点目というメモリアルゴールで先制したトッテナムは前半のうちに追いつかれるものの、後半で勝ち越しゴールを決め上位対決を勝利で飾った。昨シーズンはプレミアリーグでアジア人初となる得点王に輝いたソン・フンミンだが、今季はまだ100%の力を発揮しきれていない。ただこの一戦では得意なコースからゴールを決めたように得点力は健在だ。トッテナムがさらに上位に食い込むためにはこの男の活躍が欠かせない。
(ABEMA/プレミアリーグ)