ケヴィン・デ・ブライネ

 マンチェスター・Cに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが、プレミアリーグ史上最速で100アシストを達成した。

 デ・ブライネは8日に行われたプレミアリーグ第30節のサウサンプトンに先発出場すると、0-0で迎えた45分にアーリング・ハーランドの先制点をアシストするなど、4-1での勝利に貢献した。

 この試合で1アシストを記録したデ・ブライネはプレミアリーグでの通算アシスト数が「100」に到達。データサイト『OPTA』によると、同選手は100アシストを達成したプレミアリーグ史上5人目の選手に。なお、デ・ブライネは237試合で同記録を達成し、元スペイン代表MFセスク・ファブレガスの293試合を上回る史上最少の試合数での100アシスト到達にもなった。

 イギリス紙『ミラー』によると、記録を樹立したデ・ブライネは試合後、「試合前から知っていた。多くの人がオンライン上で言っていたからね。見逃せないものだった。できるだけ多く提供しようとしてきた。あと2、3回は追加できたはずだ。彼らが決めてくれれば、アシストはつくからね」と語りながら、次のように喜びを口にした。

「もちろん、誇りに思っている。創造性の部分で知られているかもしれないが、その域に達したサッカー選手はあまりいない。半分は僕のものだが、半分はもう一人のものだ。誇らしい瞬間ではあるけど、続けなければならない」

 なお、セスクの記録を更新して史上最速で100アシストを達成したことにデ・ブライネは「セスクは信じられないようなサッカー選手だ」と敬意を示しつつ、「自分を誰かと比較したことはない。ただ挑戦して、できる限り最善を尽くすだけだ」とさらなる活躍を誓った。