リヴァプールに所属するスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンにヒジ打ちを行ったレフェリーのコンスタンティン・ハジダキス氏が調査終了まで試合を担当しないことが決まった。10日、PGMOL(イギリス審判協会)が発表した。
9日に行われたプレミアリーグ第30節のリヴァプール対アーセナル(2-2)のハーフタイムに、この試合でアシスタントレフェリーを務めていたハジダキス氏に近づいたロバートソンが首付近にヒジ打ちを受けるインシデントが発生。その場面が現地映像で確認されていた。
これを受け、PGMOL(イギリス審判協会)は10日に声明を発表し、「FA(イングランドサッカー協会)がアンフィールドでのアシスタントレフェリーとリヴァプールDFアンドリュー・ロバートソンの関わった事態を調査する間、PGMOLはコンスタンティン・ハジダキス氏をいかなる大会の試合でも担当を割り当てない」と伝えた。
また、プレミアリーグの元レフェリーであるキース・ハケット氏はイギリス紙『BBC』で「もし彼が有罪となれば、彼のキャリアは危険にさらされる」と語っており、ハジダキス氏のレフェリーとしてのキャリア継続には厳しい目が向けられることになりそうだ。