レスターは10日、今シーズン終了までディーン・スミス監督が指揮を取ることを発表した。
ブレンダン・ロジャーズ政権5年目となった今シーズンだったが、序盤戦から低迷が続く。プレミアリーグ第29節終了時点で、7勝4分17敗(1試合未消化)の19位と降格圏内に沈んでいる現状を受けて、今月2日に双方合意の上で契約解除を発表。ロジャーズ前監督の退任に伴い、アダム・サドラー氏が暫定的にチームを率いることになったが、指揮を取った2試合で2敗と浮上のきっかけを掴めていなかった。
1971年3月12日生まれのディーン・スミス氏は現在52歳。これまでにブレントフォードやアストン・ヴィラなどの監督を歴任し、昨年12月まではノリッジを率いていた。同氏は火曜日のトレーニングセッションから指揮を取り、初陣は16日の第31節マンチェスター・C戦になる。
スミス新監督はプレミアリーグ残留に向けて、クラブ公式サイトで意気込みを示している。
「シーズン最後の数週間、チームを率いる機会を得たことを本当にうれしく思う。我々の目の前にある課題は明確だけど、それは私やコーチングチームがこれまでに経験してきたことであり、このチームのクオリティと残りの試合数を考えれば、達成は非常に可能なことだ」