マタイス・デ・リフト

 バイエルンのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトが、11日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝ファーストレグのマンチェスター・C戦に向けて意気込みを語った。10日、オランダメディア『NOS』が伝えている。

 昨夏の移籍市場でユヴェントスからバイエルンに加入したデ・リフトは、ここまでの公式戦34試合に出場し、守備の要として活躍中。CL・ラウンド16のパリ・サンジェルマン(PSG)戦では、相手のシュートをゴールライン上でクリアするスーパープレーでゴールを死守するなど、同クラブにとって4シーズン連続の準々決勝進出の原動力になっている。

 CL・グループステージからラウンド16まで、8戦全勝で勝ち進み、3シーズンぶりの“ビッグイヤー”戴冠に向けて順調な旅路を歩んでいるバイエルンの次なる対戦相手は、ジョゼップ・グアルディオラ監督によって洗練された攻撃的スタイルを披露するマンチェスター・C。特に今季公式戦44得点を記録しているFWアーリング・ハーランドを抑えることが勝利へのカギなのだが、そんな“怪物”とのマッチアップが予想されるデ・リフトは「おそらく、世界最高のストライカーだろう。決してひとりでは、彼を止めることはできない。チーム全体が一丸となる必要がある」と告白。続けて「マンチェスター・Cほどの強敵はいないと思う。この試合が始まるのが待ち遠しいけど、とても難しい試合になることは承知しているよ」と高揚感を明かしつつ、気を引き締めている。

 今大会でもバルセロナやインテル、PSGの攻撃を封殺してきたデ・リフトだが、“怪物”擁するマンチェスター・C攻撃陣を沈黙させることはできるのだろうか。注目の一戦は、日本時間12日の4時にキックオフを迎える。

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