レアル・マドリードがスペイン代表FWマルコ・アセンシオとの契約延長に近付いているようだ。11日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。
現在27歳のアセンシオは2015年夏にマジョルカからレアル・マドリードに加入。1シーズンのレンタル移籍を経て、2016-17シーズンから同クラブの一員として活躍している。これまで数々のタイトル獲得に貢献し、今シーズンもここまで公式戦37試合に出場し8ゴール7アシストをマーク。しかし、現行契約が6月末で満了となることから、その去就には大きな注目が集まっている。
複数のクラブが関心を寄せていることから、今シーズン終了後のフリー移籍も噂されている同選手だが、今回の報道によると、レアル・マドリードと新契約を締結する可能性が高まっているという。同クラブを率いるカルロ・アンチェロッティ監督はかねてからアセンシオの残留を熱望しており、実際に延長交渉に臨んでいるクラブ関係者も新契約の締結に自信をのぞかせているようだ。
現在は新契約の期間や給与などの条件面に関する交渉が行われている模様。『アスレティック』は、仮にアセンシオがレアル・マドリードと新契約を締結した場合、その期間は2027年夏、もしくは2028年夏までとなる可能性が高いと伝えている。こうした点については依然として合意に至っておらず、両者は今後も交渉を継続するものと見られている。しかし、現時点では関係者全員が交渉の行方を楽観視しているようだ。
なお、バルセロナやアーセナルからの関心も報じられていたアセンシオだが、プレミアリーグの複数クラブとミラン、ユヴェントスが依然として同選手の動向を注視しているという。しかしながら、選手本人の意思はあくまでレアル・マドリードに留まることだという。