チェルシーのフランク・ランパード暫定監督が、12日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝レアル・マドリード戦について語った。11日付けでイギリスメディア『BBC』が報じている。
解任されたグレアム・ポッター前監督の後任として6日に就任したランパード暫定監督は、古巣復帰後の公式戦2戦目として、アウェイで前回王者のレアル・マドリードと対戦する。その前日会見に臨んだ同氏は、以下のように語り試合への意気込みを示した。
「選手として特別な大会だったため、監督としてここにいることは非常に名誉だ。この戦いに挑むことは、私の思考プロセスの大きな部分を占めている。個人としてもクラブとしても、本当に素晴らしい挑戦だ。私自身、この機会を本当に楽しみにしているよ」
「プレミアリーグは世界のサッカー界で最大の挑戦のひとつであり、それは明らかにチェルシーとして望んでいない場所へ、私たちを連れて行った。時としてCLは、そこからの逃避を提供してくれる。異なるスピード感やノックアウト方式など、それらは同じシーズンで異なる成功を収める助けとなる」
「(レアル・マドリードとチェルシー)どちらのクラブも規模が大きいため、両チームにプレッシャーがかかっているだろう。とはいえ、それに関しては心配していない。このレベルのサッカーでは常にあるものであり、それに対応できなければビッグクラブでもビッグプレーヤーでもないからね」
復帰初戦となった8日のプレミアリーグ第30節ウルヴァーハンプトン戦では1-0の黒星を喫したランパード暫定監督だが、果たしてヨーロッパの舞台で勝利を挙げられるのだろうか。