シャビ監督、メッシのバルサ復帰の可能性に言及「大きな興奮を引き起こす」

 バルセロナのシャビ・エルナンデス監督が、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて言及した。11日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 2018年8月にバルセロナの財政難が影響して同クラブを退団しPSGへ移籍したメッシは、今シーズン終了時点で満了する現行契約を結んでいるとされる。現在はPSGと契約延長の交渉中と伝えられてるが、かねてからバルセロナへ復帰する可能性も報じられている。

 現在バルセロナを指揮するシャビ監督は、かつて共にプレーした経験もあるメッシについて、報道の問いかけに「レオ(メッシの愛称)については、復帰すれば大きな熱意を生み出してくれる。ファンは彼の名前を幾度となく唱えており、彼がクラブに戻ってくる可能性があるという事実は大きな興奮を引き起こすだろう。ただ、今はそれがどうなるか見てみよう」とコメント。そして、「今後のラ・リーガの試合の勝利に集中する必要がある」と残りの今シーズンの戦いに集中する姿勢を示した。

 昨年行われたFIFAワールドカップ・カタール大会でアルゼンチン代表を優勝に導き、35歳の今なお輝きを放つメッシ。果たして来シーズンは再びスペインでプレーすることになるのか、その去就に注目が集まっている。