プレミアリーグに所属するブライトンが11日、ファンの子どもたちを対象にロベルト・デ・ゼルビ監督が質問に答える「ジュニア・プレスカンファレンス」というイベントを開催した。
このイベントは同日行われた本拠地アメックススタジアムでの公開練習イベントの一環として開催され、ポール・バーバーCEOも同席。本番の記者会見さながらの雰囲気の中、ファンの子どもたちは様々な質問をデ・ゼルビ監督に投げかけた。
自身のことから直近の試合での選手起用に至るまで幅広い質問が飛び交う中、監督としてのロールモデルを問われた際には、「戦術的な観点でいえば存在するが、それ以外の面(選手との関係性など)ではいない。私は常にロベルト(デ・ゼルビ)であろうとしているし、他の誰の真似もしたくない」と、”らしい”発言も飛び出した。
また、好きなイギリス料理についての質問では、「フィッシュアンドチップス」と即答し、会場を和ませる場面も。会見の終盤には日本代表MF三笘薫との会話の内容に言及するシーンもあった。「今日のトレーニングで薫と話したよ。(中略)『私たちはまだ改善しないといけないところがある。でも今年、来年とまだまだ時間はあるからね』と言ったら、彼は『イエス、イエス』と言っていたよ」と述べ、他クラブからの関心が報じられる三笘が残留をほのめかしたと、冗談交じりに報告した。
独自の取り組みでファンとの交流を図ったブライトン。プレミアリーグでは15日にアウェイでチェルシーとの対戦を控えている。