ジョバンニ・ディ・ロレンツォ

 ナポリに所属するイタリア代表DFジョバンニ・ディ・ロレンツォが、12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝ファーストレグのミラン戦を振り返った。同日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 ナポリはアウェイでミランとの一戦に臨んだ。試合は40分にイスマエル・ベナセルに先制ゴールを許すと、後半は相手内で押し込む展開を作るなど、反撃に出たものの及ばず。0-1で敗戦を喫した。

 チームの主将を務めるディ・ロレンツォは試合後、「僕らは良いプレーをしたと思うし、自分たちの資質をフィールドでしっかりと発揮した。自信を持ってセカンドレグに臨むことができると思う」と敗戦を喫したものの、手応えを口にした。

 また、ナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンとアルゼンチン代表FWジョバンニ・シメオネがこの試合をケガで欠場したことについては「確かに純粋なセンターフォワードなしでここに来るのは簡単なことではなかった。しかし、今日はセンターフォワードの位置で(エリフ・)エリマスがプレーしたが、多くのチャンスを作ることができた。セカンドレグでは誰がプレーすることになるのか見てみよう」と振り返った。

 さらに、この試合で好セーブを連発したミランのフランス代表GKマイク・メニャンについてディ・ロレンツォは「メニャンは優れたゴールキーパーで、いくつか素晴らしいセーブがあった」と賛辞を送り、続けて「しかし、僕たちは良い姿勢を示せたし、セカンドレグに向けては良い兆候があった。次のラウンドに進むには勝たなければならない。ファンの後押しがあれば、素晴らしい結果を得ることができるだろう」と18日に行われるホームでの戦いに意気込んだ。