昭和に販売されてから愛され続けられている“ツバメノート”が来年度もデザイン変更しないことをツイートし、愛用者からさまざまな反響が寄せられている。
【映像】“ツバメノート”昭和40年→令和5年モデルの比較写真
注目を集めているのは、ツバメノート株式会社(@TSUBAME__NOTE)がツイートした「来年度もデザイン変更しないこととなりましたので、ここにお知らせいたします。(一部抜粋)」という投稿。
この投稿は5万件近くの“いいね”を記録し、ネットからは「子どもの頃から変わってないのがうれしいです」「愛用してます 一体何冊になることやら」「ずっと変わらないでほしい」「昭和40年モデル かっこいい!」といった反響が寄せられている。(※数字は4月13日13時データ)。
ちなみにこちらの商品は、昭和22年(1947年)、ツバメノートの前身「渡邉初三郎商店」の時に販売され、店に飛び込んできた“謎の占い師”が手書きでデッサンしたデザインを採用した。その後、昭和23年(1948年)にツバメノート創業。商品のデザインは昭和22年から変わっていない。
名前の由来は、会社にいた“燕さん”というものすごくイケメンな営業が人気で、お客さんから「ツバメさんのノートちょうだい!」となったことがきっかけとなり、従業員の名前をつけて社名となった。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』は、ツバメノート株式会社を取材した。今回の投稿について、「年度末に新年度に向けて告知の意味を込めてツイートしました。年を重ねるごとに昔のノートの魅力も増すと思いますので、来年も投稿したいと思っています」とコメント。
デザインについては、「印刷の過程で線の太さに若干の違いなどがありますが、デザイン自体は全く変わっていません。突然変わったら驚いてしまうと思いますので、できるだけデザインを変えないように努力しています」と明かした。
通知が止まらないほどの反響には驚いたそうで、「親子3世代でツバメノートを使っているなどのお話を聞くと、今後も頑張ってノート作りに励まねばと心の後押しになるので、社内や製造の職人さんたちとも共有します。これからも出来るだけ変わらない商品づくりを目指していきます」と話している。(『ABEMAヒルズ』より)
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