シュトゥットガルトに所属する日本代表DF伊藤洋輝が9日に行われたブンデスリーガ第27節ボーフム戦を振り返った。13日、クラブ公式サイトが伝えている。
伊藤はボーフム戦に先発出場すると、14分に先制点を決めるなど、フル出場で3-2の勝利に貢献した。なお、シュトゥットガルトにとってはブンデスリーガ6試合ぶりの勝利と、今季のブンデスリーガのアウェイゲームでの初勝利となった。
この試合を振り返った伊藤は「ボーフム戦は僕たちにとって重要な勝利になったと思う。試合前にはここでの敗戦が致命的になると話していたし、とにかく勝ち点3の獲得が責務と感じていた」と語った。
続けて、「ここのところは負けがこんでいてナーバスにもなっていたが、ニュルンベルク戦(DFBポカール・準々決勝)、そしてボーフム戦で勝利をおさめたことで前向きさを保ち続けている。それはいいことだと思う」と前向きな姿勢を見せた。
また、自身の今季初得点となった先制ゴールの場面については「ペナルティーエリアの手前で張っていたところに、(ドイツ人DF)ヴァルデマール・アントンがボールを前に出してくれて、それをゴールへと蹴り込んだ。これは僕のキャリアの中でも最も重要なゴールであり、僕たちチームにとってもそうだと思う。この試合ではそれが3つ決まった」と自身についても、チームに対しても喜びの気持ちを口にした。
伊藤が所属するシュトゥットガルトは未だ降格圏は抜け出せていないものの、この試合の勝利で15位ボーフムとの勝ち点差を「3」に縮めた。次節は15日に2位ドルトムントをホームに迎える。