L・マルティネス

 マンチェスター・Uを率いるエリック・テン・ハフ監督が、負傷交代となったアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスと元フランス代表DFラファエル・ヴァランについて言及した。13日、クラブ公式サイトが伝えている。

 ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝ファーストレグが13日に行われ、マンチェスター・Uはホームでセビージャと対戦。14分と21分にマルセル・サビツァーのゴールで2点をリードしたものの、84分にオウンゴールにより失点すると、90+2分にも不運な形によるオウンゴールで追加点を奪われ、2-2のドローに終わった。

 この試合、先発出場していたヴァランが後半開始と同時に交代となると、85分にもアクシデントが発生。L・マルティネスがドリブルでボールを運んでいる最中に接触もないまま倒れ込んでしまい、そのままプレー続行が不可能に。セビージャの同胞であるマルコス・アクーニャとゴンサロ・モンティエルに担がれながら、ピッチを後にした。なお、交代枠を使い切っていたマンチェスター・Uは87分から10人でのプレーを余儀なくされていた。

 試合後、L・マルティネスの状態について聞かれたテン・ハフ監督は「対戦相手は誰もいなかったので、あまり良さそうには見えないが、待たなければならない。メディカルスタッフが正しい診断を下す仕事をする必要がある」と語った。

 さらに、「それが何かはわからないけど、アキレス腱ではないと思う」とコメントしつつ、「彼が日曜日にプレーすることはないということを意味するケガだと思う。診断結果が出るまでは何かは言えない。それが出るまで待って、何であるかを知りたい」と16日に行われるノッティンガム・フォレスト戦には出場できない可能性が高いことを強調した。

 また、テン・ハフ監督はヴァランの状態についても言及。「あのケガは彼がここ数週間にわたって苦しんでいたもので、今は様子を見るしかない」と以前から抱えていた箇所の問題であることを明かした。