レヴィ・コルウィル

 チェルシーからブライトンに期限付き移籍しているU-21イングランド代表DFレヴィ・コルウィルの獲得に、マンチェスター・Cやリヴァプールが関心を示しているようだ。14日、イギリス紙『イヴニング・スタンダード』が報じた。

 報道によると、チェルシーは欧州サッカー連盟(UEFA)のファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規則への抵触を避けるため、高値がつくホームグロウン選手を現金化する可能性があるようだ。同クラブは今シーズンに超大型補強を行ったものの、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得は絶望的となっており、放映権収入の減少をカバーする必要があるという。

 その状況を狙って、ライバルたちが有望株であるコルウィルの引き抜きを画策。ブライトンも来季の欧州クラブ大会出場権を獲得できた場合、争奪戦に加わると見られている。ただ、チェルシーもやすやすとコルウィルを手放すつもりはなく、2025年6月30日付で満了を迎える契約の延長を目指すようだ。

 現在20歳のコルウィルは、2011年にチェルシーの下部組織に入団。トップチームでの公式戦出場はまだない。2021-22シーズンに期限付き移籍先のハダースフィールド(2部)でレギュラーとして活躍し、今季はブライトンにレンタル。ここまで公式戦15試合に出場し、チームの躍進に貢献している。