元テレ東社員で経済メディア「ReHacQ」プロデューサー高橋弘樹氏が、13日の報道番組『ABEMA Prime』に出演。先日の新潟県議選で惜敗した立憲民主党・佐藤伸広候補が、落選がわかった直後に激しく椅子から転げ落ち、賛否両論を巻き起こしている話題の映像について独自の視点で言及した。
映像は、4月9日投開票の新潟県議選で、わずか173票差での落選がわかった瞬間の佐藤氏のリアクションを収めたもの。激しく椅子から転げ落ちる姿に、ネット上では「こんな姿を見せる人に政治は任せられない」「こんな熱量ある人に政治を任せたい」と、賛否両論の声が上がっている。
衝撃の映像について高橋氏は、「映像は面白いのだが、その後に言った“4年経ってまたこれか…”というコメントと、このわずか1秒にすごく人生が詰まっている」と語った。
高橋氏は落選後の佐藤氏本人に直接取材し、4年前の選挙で落選した後から同氏が日雇いでポスティングなどをする傍ら、政治活動を続けてきたことを知ったという。
その上で、「最初、動画を見て失礼ながら爆笑してしまったが、一生懸命政治に情熱を傾けている人を笑っちゃいけないなと。月15万円ほどの収入で細々と政治活動を続けてきた、そういう4年間の苦労と想いが、この1秒間の椅子から転げ落ちていく瞬間の表情に凝縮されている」と、“1秒のズッコケ”の重みを解説した。(『ABEMA Prime』より)
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