バイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督が、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグに向けた意気込みを語った。18日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
グループステージ開幕から全勝をキープし、CLベスト8に駒を進めたバイエルンは、準々決勝でマンチェスター・Cと激突。現地時間11日に敵地で行われたファーストレグでは、27分にロドリのスーパーミドルで先制を許すと、後半にはベルナルド・シルヴァとアーリング・ハーランドに追加点を献上。反撃も及ばず0-3の完敗を喫した。
大逆転でのベスト4進出に向けて、少なくとも3点差以上での勝利が絶対条件となるバイエルン。本拠地『アリアンツ・アレーナ』で迎える運命の大一番を前にトゥヘル監督は「我々には奇跡が必要だ。4-0や5-1のどちらについて話すのが適切であるかのかは分からない。現実的になる必要はあるが、我々は自分たちのことを信じているし、勝利できると信じている」とコメント。その上で“奇跡”の逆転突破へ向けた意気込みを次のように示した。
「これはセカンドレグなんだ。前半で良いプレーをすることができれば、きっと後半も上手くいくだろう。何事でも起こり得る。マンチェスター・Cは絶好調で、彼らとの対戦は大きな挑戦だ。我々は高い山を登らなければならない。だからこそ、自分たちを信じる必要があるんだ。信じるということは、自分たち自身の手で物事を成し遂げることに他ならない。チームスピリットとパフォーマンス、そしてエネルギーによってそれを実現したい」
「我々は孤独ではない。チームとして戦うことができるし、我々と共に戦ってくれる大勢の観客が付いている。観客を沸かせ、火花を散らし、そして最高のパフォーマンスを提供する義務が我々にはある」
準々決勝屈指の強豪対決となったバイエルンvsマンチェスター・C。大注目のセカンドレグは日本時間の20日午前4時にキックオフを迎える。