マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグに向けた意気込みを語った。18日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
グループステージを危なげなく突破し、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ではライプツィヒを2戦合計8-1で粉砕したマンチェスター・Cは、迎えた準々決勝でバイエルンと激突。現地時間11日に行われたファーストレグでは、前半にロドリのスーパーミドルで先制し、後半にはベルナルド・シルヴァとアーリング・ハーランドが追加点。今シーズンのCLを全勝で勝ち上がっていたバイエルンを相手に3-0の完勝を収めた。
ベスト4進出に向けて、“3点差”という大きなアドバンテージを得たマンチェスター・C。かつて約3年間に渡ってバイエルンを指揮し、チームに数々のタイトルをもたらしたグアルディオラ監督は「私はここ(バイエルン)にいたことがあるし、クラブのメンタリティーを知っている。それは至る所に存在し、肌の下にさえある。彼らは逆転できると信じているんだ。いかなる事が起こってもそれを実行できるという感覚も持ち合わせている。我々はそれを育んでいるところだが、彼らにはその歴史があるんだ」と“古巣”への警戒感を吐露。その上で敵地での一戦に向けた意気込みを次のように示した。
「結果だけを考えて、何をすべきか、過去に何をしてきたかについて考える事は大きな間違いだ。我々は自分たちの試合をしなければならない。ここ数日間はそう言い続けてきた。自分たちのやりたいことに集中している。ただ試合を支配するだけでなく、攻め続け、得点を奪い、試合を理解するということだ。我々はフットボールの試合をして、相手より良い結果を残すためにここに来ている」
「我々は明日の試合で確実に守勢に回ることになるだろう。マンチェスターでの試合でさえ、彼ら(バイエルン)の方が優れていて、我々が守らなければならない状況はあった。しかし、我々にとっては、ヨーロッパで最高のチームの1つに対して自分たちの力を証明する大きなチャンスなんだ。勝利するという心構えで試合に臨むよ」
注目の一戦は日本時間の20日午前4時にキックオフを迎える。