マンチェスター・Uに所属するスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが、契約延長に近づいているようだ。18日、大手メディア『ESPN』が伝えている。
現在32歳のデ・ヘアは2011年夏にアトレティコ・マドリードから完全移籍でマンチェスター・Uに加入。以降は絶対的守護神として“赤い悪魔”のゴールマウスを守り続けている。今シーズンもここまで公式戦47試合に出場し、「21」のクリーンシートを達成。カラバオカップを制し、プレミアリーグで3位につけるチームを最後尾から支えている。
そんなデ・ヘアの現行契約は2023年6月30日までとなっており、契約には1年間の延長オプションも付随しているものの、来シーズン以降の去就は不透明となっている。先日から契約延長交渉が行われていることが明らかになっているが、最初のオファーはデ・ヘア側が拒否したことも報じられており、去就には注目が集まっている。
そんななか、今回の報道によると、デ・ヘアは基本給を削減した形ながら、パフォーマンスに関連する大きなインセンティブが付随した契約でマンチェスター・Uとの新契約締結に近づいているという。
なお、契約の詳細についての話し合いは続いているものの、ほとんどの条件については合意に至っている模様で、現在の契約には5月まで有効な1年間の延長オプションが付随しているが、それを行使する前に新契約が締結される可能性が高くなっていることが伝えられている。
先月末には「僕はここに何年もいて、このクラブでのあらゆる瞬間を楽しんでいて、多くの試合でプレーしてきた。ここにいられることは素晴らしい。巨大なクラブだし、僕はこのクラブを愛している。ここにいられてとても嬉しく思っているよ」とクラブへの愛を強調していたデ・ヘアだが、果たして新契約に合意して来シーズン以降もマンチェスター・Uでのプレーを続けることになるのだろうか。