マンチェスター・Cに所属するポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァが、同僚のノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを絶賛した。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグが19日に行われ、マンチェスター・Cはバイエルンと対戦。ファーストレグを3-0で先勝して迎えた敵地でのセカンドレグは、前半にハーランドがPKを失敗する場面もあったものの、57分にハーランドが先制点を挙げる。83分にPKから1点を返されたが、このまま1-1で試合が終了し、2試合合計4-1で3シーズン連続の準決勝進出を果たした。
フル出場したB・シルヴァは試合後、イギリスメディア『BT Sport』で「いつもの10連勝とか15連勝を記録することができていなかったので、2月までは苦しんでいた。でも、今はとても安定している。すべての大会でチャンスがあると感じているし、それらに挑んで行くよ」とコメントしながら、次のように続けた。
「僕たちはある1試合でパフォーマンスを落としてしまうと、大会から脱落するという地点にいる。厳しい戦いにはなるが、いくつかのタイトルを持ち帰るために一生懸命働くつもりだ。勝利を重ねていくことで自信になる。それがとても重要だし、続けていく必要がある」
また、この試合でも得点を挙げ、CL史上最速となる27試合で通算得点数が「35」に到達した同僚のハーランドについてB・シルヴァは「アーリングは特別な選手で、過去にいた選手たちとは違う。彼は多くのタッチ数を必要としない。85分間は影のようだけど、ボールに1回触れるだけでゴールになる。前線にそのような特別な選手がいれば、守備陣はより快適に感じられる」と同選手の影響力の大きさを明かした。
なお、準決勝では2年連続でレアル・マドリードと対戦することが決定したマンチェスター・C。決勝進出をかけた一戦を前にB・シルヴァは「間違いなく、僕たちはそのために戦う。常にそれを目指しているけど、チームは現時点でとても、とても自信を持っていると感じている。勝ち進むことができると思っているよ」と意気込みを語った。