三笘薫

 ブライトン所属の日本代表FW三笘薫が、マンチェスター・U撃破に向けた意気込みを語った。19日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 昨年9月に就任したロベルト・デ・ゼルビ監督の下、後方からのビルドアップを軸とした攻撃的サッカーで躍進を遂げているブライトン。プレミアリーグでは勝ち点「49」の暫定7位と、チャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得が狙える位置につけているほか、FAカップでは前回覇者リヴァプールなどを撃破しベスト4に進出。現地時間23日にはマンチェスター・Uとの準決勝を控えている。

 そんなブライトンで一際輝きを放っているのが三笘だ。デ・ゼルビ監督の下で左ウイング(WG)の主力に定着すると、ここまで公式戦31試合の出場で10ゴール7アシストをマーク。プレミアリーグではクラブ史上最長の5試合連続、FAカップでは出場したすべての試合で得点に直接関与するなど、チームの中心選手として活躍している。クラブ史上初のFAカップ制覇に向けて、準決勝での活躍にも期待がかかる三笘は、マンチェスター・U撃破への意気込みを次のように語っている。

「彼ら(マンチェスター・U)は素晴らしい対戦相手ですが、僕たちチームにとっては決勝に進出する絶好のチャンスです。日曜日の試合で勝利することは、クラブにとって非常に大きな意味を持つでしょう。決勝に進出するためにベストを尽くしたいと思っています」

「おそらくタフな試合になるでしょう。彼らは才能のある選手を多く抱えているので、細心の注意を払い、ボールをより良く扱い、試合の主導権を握らなければいけません。自分たちのフットボールをすることができれば、チャンスはあると思っています。チームとしては、まだ少し改善すべき点があることは理解しています。延長戦に突入する可能性もあるので、個人としてもチームとしても厳しい試合になると思います」

 果たして三笘は強豪マンチェスター・Uを相手にどんなプレーを見せてくれるのだろうか。注目の一戦は、日本時間の24日の午前0時30分にキックオフを迎える。