23日に控えているFAカップ準決勝のマンチェスター・U戦を前にして、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督が意気込みを語った。21日、地元メディア『Sussex Live』が伝えている。
今シーズン、プレミアリーグで旋風を巻き起こしているブライトン。強豪相手に素晴らしい戦いを幾度となく披露しており、日本代表MF三笘薫をはじめとする攻撃陣の迫力は抜群だ。現在は、リヴァプールやチェルシーより上位の7位につけている。また、ビルドアップに関してはマンチェスター・Cを率いる“名将”ジョゼップ・グアルディオラ監督から「世界最高」と称賛されるなど、革新的な戦術を実践している。
ブライトンの躍進を演出しているデ・ゼルビ監督は、FAカップ準決勝の大一番を前にコメント。対戦相手のマンチェスター・Uは、20日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝セカンドレグにてセビージャに0-3で敗れ、2戦合計スコア2-5で同大会敗退が決定しているが、43歳の指揮官はブライトン有利という周囲の声を否定した。
「マンチェスター・Uは素晴らしいチームだ。彼らは私たちよりも大きな存在だと思う」
「それでも、私はプレッシャーを感じたりはしていない。ブックメーカーは(ブライトン有利という予想で)私にプレッシャーをかけすぎることはできないだろう。それは選手たちに対しても同じだ」
デ・ゼルビ監督は、“手負い”のマンチェスター・Uを警戒。「最善の策は、試合に勝つために何ができるかを考え、自分たちに集中すること」とし、決戦に向けた心構えを示した。