ガブリエウ・ジェズス

 アーセナルに所属するブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが21日に行われたプレミアリーグ第32節のサウサンプトン戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 最終盤に突入したプレミアリーグで依然として首位をキープしているものの、直近2試合は2点差を追い付かれてのドロー決着が続いているアーセナルはホームで最下位に沈むサウサンプトンを迎え撃った。試合は、開始早々の1分に先制点を許すと、続けて14分にも失点。20分にはガブリエウ・マルティネッリのゴールで反撃に出たものの、66分に再び失点を許し2点差を追いかける展開に。それでも88分にマルティン・ウーデゴーア、90分にブカヨ・サカがゴールを決め、3-3で試合は終了。アーセナルはリーグ戦3試合連続のドローとなった。

 この試合で先発フル出場を果たしたG・ジェズスは試合後、「これがプレミアリーグだ。この大会で勝つのはとても難しい。言い訳をするためにここにいるわけではないが、厳しいリーグだ。良い試合もあれば厳しい試合もある。タフな対戦相手だった」と振り返り、以下のように続けた。

「全てのポイントがリーグを決定することを理解しなければいけない。ただ、今こそ一致団結をするときであり、ここからまた進まなければいけない。直近の2試合で僕たちはとても良いスタートを切ったが、その後はボールを保持できず、自分たちのプレーができなかった。今夜は逆だった。他の試合のようにスタートは上手くいかなかったが、最後には最善を尽くすことができた。でも、2ポイントを失った」

 また、G・ジェズスは26日に行われる2位マンチェスター・Cとの大一番についても言及し、「シーズンの終わりまでに何かが起こる可能性がある。再び集中して、強くなるために、自分自身でマネジメントする必要がある。決勝戦だと考えて彼らと向き合わなければいけない。これは僕たちにとって、今シーズンで最も重要な試合になる」と意気込みを語った。